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「現代陶芸工房・梟窯」制作の創作陶器・花器

花がなくても楽しめるユニークな花器。インテリアのオブジェとしても楽しめます!

提供:酒々井町ふるさと納税

インテリアのオブジェとしても楽しめる遊び心があるユニークな形のデザイン花器。

器肌は泥彩の渋い色使いで和風にも洋風にもなじみます。

「現代陶芸工房・梟窯」で制作された生け花作家のための個性豊かな手作り「花器」。

酒々井町の豊かな自然に囲まれて工房を構える陶芸教室「現代陶芸工房・梟窯」吉岡真由美先生、高橋一夫先生のお二人が講師を務めるこちらの陶芸教室では、和気あいあいとした雰囲気の中で生徒さんそれぞれが自由な作風で個性を活かした作品作りをしています。
若い頃から陶芸作家として活躍してきた講師のお二人。工房で制作された手びねりの創作花器は、主に生け花作家向けの花展用花器として制作したもので、東京の青山や新宿にある花器茶器専門店への販売や、生け花作家の方からのオーダーによる制作をされていたそう。陶芸作家のお二人が「現代陶芸工房・梟窯」で制作した生け花作家のための個性豊かな手作り「花器」をご紹介します。

陶芸教室「現代陶芸工房・梟窯」

インテリアの「オブジェ」として楽しめるデザイン花器。

吉岡真由美先生

現代陶芸工房・梟窯で制作されるデザイン花器について先生方にお話を伺いました。

 

従来から、花器はあくまでも主役の生け花を引き立たてる脇役でしかありませんでしたが、個性あるユニークな花器を創作することで、花がなくても、インテリアの一部として楽しめるように変わってきています。その上で生けられた花の美しさや面白さを引き立てることができるかどうかが生け花作家の力量であり、花器の個性のありかた(抑制のある自己主張)なのではないでしょうか。


 吉岡真由美先生作「貝」
現代生け花界のトップ2流派と言われた小原流、草月の上位作家の皆さんに愛用いただいた花展用花器として制作されたもので、渋い色彩の鉄釉と泥彩の巻き貝をイメージした手びねり一点ものの個性豊かな作品です。

高橋一夫先生作「双胴白泥彩花器」

多数の差口のあるモダンなスタイルの花器。

高橋一夫先生作「緑彩箱花器」

曲線を持たない箱型の花器。

高橋一夫先生作「半弦泥彩箱花器」

円弧の形が美しい花器。

現代陶芸工房・梟窯の作品ができるまで

陶芸作品は、土を練り成形をしてから自然乾燥 → 窯詰めをして素焼き → 窯から出して加飾作業(施釉) → 乾燥 → 窯詰めをして本焼き、といった多くの工程を経て完成します。使用する土や釉薬、焼き方によっても仕上がりが様々に変化します。

現代陶芸工房・梟窯で使用される釉薬は化粧泥(けしょうでい)と言われているもので、土で素焼きをし、土でお化粧をしたような、光沢感のないザラザラとした味のある質感の作品に仕上がります。

渋く落ち着きのある器肌の処理

窯入れを待つ作品(陶芸教室生徒さんの作品)

オイル窯・電気窯

陶芸作品を完成させるために欠かせない焼成窯。
現代陶芸工房・梟窯で使用しているのはオイル窯と電気窯。焼き方によって焼成の雰囲気が変わるのでそれぞれの窯の特長を使い分けて焼成しています。
電気窯:キレイな色を出すのに適した焼成方法〈酸化焼成〉
オイル窯:渋い落ち着いた焼き締めの作品が特色の焼成方法〈還元焼成〉

陶芸教室の様子



個性的な先生方の指導の元、作品作りに励む生徒さん達。技法などは先生方がきちんと指導してくれるので仕上がった作品はどれも質の高いものばかり。生徒さん…といっても中には30年近く通われているベテランの方から初心者の方まで様々。生け花に興味を持った海外の方が自分で花器を制作したいと教室へ通われることも。
陶芸が初めての方でも基礎の焼き物作りを楽しみたい方を対象とした初級クラスのほか、陶芸技術の向上を目指す方向けの中級・上級クラスがあります。
生徒さん達の会員陶芸展も定期的に開催するなど、陶芸という創作活動によって生まれた作品を通して人と人が出合う場としての陶芸教室「現代陶芸工房・梟窯」。ご興味をもたれた方はぜひ一度足を運んでみてはいかがですか?



 ◆提供◆

現代陶芸工房・梟窯
千葉県印旛郡酒々井町伊篠224-3

TEL:043-496-4801

 

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